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​バランス機能(医療従事者向け)

​立位バランスには僧帽筋、広背筋、腰方形筋が大きく関与しています。この筋がバランス機能に大きくかかわっていることは筋電図計の研究で明らかになっています。立位でバランスを保つためにはこのような筋をいつでも自由に使える状態でいることが大切です。

 リハビリではこの筋を座位、立位の中で使う練習をします。筋を自由に使うには座位、立位の中でこれらの筋がいつでも緊張せずに緩んでいることが大切となります。バランスが崩れた際これらの筋が働いて体の傾きを微調整し倒れることを防ぐ、また、ゆっくり倒れることでけがを防ぎます。

​ その他にもバランスに関与していることは沢山存在します。もちろん三半規管、目視、足底の感覚、足関節の動き(アクセサリームーブメント)すべて大切な機能となります。とりわけリハビリでは足底感覚の訓練も重要となります。

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